買い付け時の思い出

私のお仕事はかわいいものを買ってみなさまに届けること。

輸入販売です。



今のところハワイと北欧ですが、輸入のお仕事をしたいと思った原点がフランス。

取引についての交渉がコロナで中断してしまいましたが

落ち着いたらまた行きます。



買い付け時の思い出というより、まだ契約前ですし交渉時の思い出なのですが


時は2018年秋。


パリからモンパルナスまで出て鉄道で目的地に向かう予定だった自分。

日本からパリへ到着したのは午後4時くらい。

フライト疲れを予測し空港近くのホテルを予約したのが

これがまず一つ目の失敗でした。


ネット上にも「パリの渋滞に注意」とあったのに。。。

いえ、だからこそ気を付けて早め早めに行動を起こしていたのですが・・・


次の朝、空港近くのホテルからモンパルナスまではバス移動。

空港近くのホテル、といっても、空港までバスで20分ほどかかる場所。

一旦空港へ行き、バスを乗り換えてモンパルナスへ行くということになっていました。


鉄道チケットをあらかじめ日本で予約していました。

これは万が一乗れなかった場合に日程の変更ができるように設定できますが、

変更可能のチケットは割高になるので、

まあ、遅れることはないだろうと変更なしのチケットを予約してました。

もう、みなさまオチが想像つくと思います。


とにかく早めにホテルのロビーでバスを待機。

空港までは無事に到着。

そして、乗り換え時です。


待合所には私同様モンパルナス方向へ向かう人たちが。


そばに座った男性としばし英語で談笑。

日本のアニメの話とか雑談とかですね。

しかし、予定の時間にバスが来ない。

まだかな。。。とそわそわしながら待つこと1時間以上。

予想はしていたけど予想以上に遅れてる!


やっとこさ来たバスに乗り込んだものの、渋滞でしょっちゅう止まる・・・。

隣になったご婦人と雑談しながらも、また気分はそわそわ。

隣のご婦人に「バスが駅に着いたらダッシュよ!」と言われ、

スタートダッシュのスタンバイをしつつ

やっと着きました!無事に。

・・・・電車が行ってしまった10分ほど後に。


券売所で一応確認しましたが、

やはり、私の予約したチケットは無効。

私は次の便のチケット買い直しのはめに。8000円くらいのチケットです。


心をシクシクさせながら電車に乗り込むと私の隣には若い女性。

仕事なのか勉強なのかPCで真剣に作業してる中

私が隣に座るとわかりやすく舌打ち。

他の座席ガラガラなのになぜかくっついて予約されていたんですよね。


若いな、と思い、

彼女に私が

「駅員さんがチケットを確認した後に、私は移動するからね。」

と言うと、


舌打ちした顔とは打って変わった穏やかな笑顔でお礼を言ってきた彼女。


私のモットーが怒ると大損。

美容にも健康にも悪いから。


体にも心にも脳にも嫌な思い出は残さず、いざ、目的地へ!




今では良い思い出です。



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